秋田県でも公共温泉施設でペレットボイラーが検討されています。
導入事例の報告
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バイオマス燃料:湯郷温泉のホテルが導入 原油高、「環境」に対応 /岡山
◇ボイラーに木質ペレット
ホテルリゾート下電(本社・美作市=永山久徳社長)はこのほど、同市中山の「湯郷温泉ゆのごう美春閣」で、重油に代わって木質バイオマス燃料の木質ペレットを燃焼させる新型ボイラーを導入した。全国の旅館、ホテルでは初の試みという。
新型ボイラーは、木くずを固めて再利用した木質ペレットを燃料とする。植物性燃料は排出分相当の二酸化炭素を事前に吸収しているため、燃やしても理論上の二酸化炭素排出量はゼロとなり、地球温暖化防止への貢献も期待できる。
原油高や環境問題に対応するため、国の「08年度事業用等省エネルギー支援サービス導入事業」の認可を受けた。
同ホテルでは当面、大浴場や館内給湯設備の加温用に使用するが、今後はエアコンなど空調用にも転用したい考え。従来の重油ボイラーは非常用として併設する。
永山社長は「重油価格が3~4倍に値上がりし、コスト増が著しい。ペレットボイラー導入で、二酸化炭素排出量を年間30%削減し、燃料代も3割削減を目指したい」としている。【檜山佑二】
毎日新聞 2008年9月13日 地方版
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