2009年9月19日土曜日

■間伐材を活用した活性化・あなたの出番です

秋田木質ペレット普及促進協議会の一周年後の活動方針として、「間伐材の木質バイオ利用による地域活性化構想」を策定し、会員や行政関係機関にご説明してきました。これでボランテイア事務局長の仕事は終わりました。あとは「あなた」の出番です。自分の会社が、自分の組織が、秋田県が活性化するかどうかは「あなた」次第です。


1、構想をご説明しまし

・9月9日はペレット協議会の一周年にあたる総会でした。
  ・会員の皆様に説明し了解をいただきました。
  ・五城目町産業課及び秋田県地球温暖化防止活動推進センターからも参加いただきました

・9月17日は秋田県庁にご説明・打ち合わせしました
  ・環境エネルギー推進課及び秋田杉振興課
  ・五城目町産業課
  ・当方は、事務局長、副事務局長でした。


2、「間伐材の木質バイオ利用による地域活性化構想」とは
■時代は追い風となった
  ・日本の温室効果ガス排出を2020年まで25%削減を表明した。
  ・国内工場が大型ボイラー燃料としてチップを利用・・・原木の奪い合いが始ま
  ・大手住宅会社が、新築と抱き合わせでペレットストーブを設置する方向で動いている。
           

(1)間伐材による里山の活性化
■川上の課題
 ①日本一の杉材腑存量を生かす方法
 ②山林の荒廃
 ③山林経営の安定化
対処方針
 ◆間伐の促進・・・エリア間伐などの促進・・・モデル事業
 ◆林地残材の処理・・・山に眠っている残罪処理・・・モデル事業
 ◆里山の活性化・・・美しい里山復活、荒廃集落の活性化

(2)間伐材の利用促進対策
■川中の課題(ペレット工場を事例として)
 ①原材料不足
 ②販路開拓
 ③経営体質の強化
対処方針
 ◆間伐材などの流通の円滑化・・・間伐材などの搬出コスト縮減・・・モデル事業
 ◆販路拡大・・・企業、行政とのネットワーク形成
 ◆経営体質の強化・・・川上、川中、川下を見据えた経営・・・モデル事業


(3)木質バイオマスの利用拡大
■川下の課題
 ①地球温暖化防止への取り組み支援
 ②企業との連携強化
 ③安心な燃焼機器の提供
対処方針
 ◆地球温暖化防止の啓発・・・販売促進と合わせたシンポなど・・・モデル事業
 ◆カーボンオフセット対応・・・企業との直接取引の積極的開拓・・・モデル事業
 ◆ペレットストーブの販売強化・・・積極的なPR活動、住宅会社との連携・・・モデル事業


3、なぜ夢中でプレゼンしたか
 年金暮らしの、ボランテイアで事務局長を務めている石井が、なぜここまで夢中になってあなたににプレゼン(説明)したかについて、ご説明をしたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【あなたの場合】
・あなたが生きがいのある職場人生を送っていただきたい。
・あなたが「秋田県の壁を破って」活躍されれば職場、会社が元気になります。
・職場、会社が元気になれば地域が元気になります。
・職場、地域が元気になれば秋田県が元気になります。
・地球環境対策、産業創生、雇用確保の循環が行われます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【トップリーダーの場合】
もし、これを見てくださるリーダーがおられましたら

・秋田県の現状を打破したい
 (産業創生、雇用確保、環境問題・・・県内で循環産業、県外に販路ができる) 
・秋田県の得意なものは何か・・・数ある中で「森林」に注目
・森林で間伐材に注目・・・なぜ動かなかったか、問題点は何だったか、「壁は何か」
・地球環境面から、森林の原材料が求められている・・・「秋田に風が吹いてきた!!」
・「秋田県の壁を破る」方法は何か
・いきなり全体は動かせない・・・「モデル事業」で打破を考えよう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうでしょう、これで「秋田に住んで良かった」と思えるようになることを夢見て動いたものです。



4、私は何をやっているか
「秋田木質ペレット普及促進協議会」の公式WEB(ブログ)ですので、個人的なことはとも考えましたが、
私が管理している「グーグルの7つのブログ」の中の一つです。私が何をやっているか(過去の職場のことは興味ありません)、以下のブログの説明でおわかりいただけると思います。
私の本名は石井 護、雅号が「巡堂(jundo)

 私のメーンのブログです、ロハスな生活のこと、思うこと、ブログ全体のことなどなど。


 平田篤胤の現代語訳(私が訳した)、ハーバード流交渉術などなど

 こちらが今の本業です、刻字とは板に文字を彫るものです。表札から大看板までの大きさ。人生訓の扁額が最も得意です。秋田県の道の駅の約半分に掲げてあります。

(4)「大悲寺の坐禅会・秋田維摩会」の会長
 106年の歴史を持つ、寺町大悲寺の坐禅会です。春と秋に花園大学学長の阿倍宗徹老師が直接のご指導においでになります。
 なお今年の秋は(2009年10月26日(月))には、俳優の滝田栄さんが秋田で講演と阿部老師との対談もあります。無料です。

(5)「東北縄文文化研究会」 主宰
 今、縄文時代が熱くなってきました。クロマンタ、大湯ストーンサークルが日本の中で大変重要な位置を占めてきたことが、だんだんにわかってきました。おもしろい時代になりますよ!


(6)「秋田木質ペレット協議会」・・・本協議会のブログです


(7)「まごころ論語
 論語は宇宙第一の書ですが、全編がバラバラ、ダブっているものも多いのです。ある人の論を参考に編集しなおしたもので、現代語に訳しております。

グーグルで上記のタイトルを検索すれば出ます。おためしください。
以上が私の生活のほぼすべてです。


■今事務局長を辞めるとは申しません、今までどうり続けさせていただきます。
 ただ、構想についての私の仕事は終わりました。ご説明させていただいた「あなた」が、「命がけで夢中で活動」すれば動き出します。そうなれば、またお手伝いできるようになると期待しております。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2009年9月10日木曜日

■ペレット利用が森のビジネス


◇ペレット利用の「排出枠」が森のビジネスを後押し

 このペレットの環境価値を「排出枠」として取引するという取り組みも始まっています。

 林野庁では昨年10月、約5億円の予算を組んで「山村再生支援センター」(仮称)を創設。ペレットなどの木質バイオマスを使うことによって削減されたCO2排出量を「排出枠」として、都市部の大企業などに売買する仕組みを支援する構想を発表しました。

 その一つの具体例とも言えるのが、長野県伊那市のNPO法人「森のライフスタイル研究所」が提案するペレットを利用したカーボンオフセットのシステム。長野県の間伐材を使ったペレットを使うことで減らしたCO2削減の排出枠をクレジット化して、東京などの企業に販売します。購入した企業は、自社の排出削減の目標を達成するために「排出枠」を購入しオフセットします。

 そのことで得られた利益のうちから、ペレット利用者にも一部を還元し、使う人のコスト負担を減らしメリットを出そうという試みです。

 発案者でもある同研究所の代表理事所長、竹垣英信さんは「ペレットを使う人にも何かインセンティブがあるようにしたかった」とその理由を説明します。

「例えば年間1トンペレットを使う人だったら、約10%の5千円くらいを還元できるようにしたい。そして排出枠を購入した都会の人たちにも、森林整備に参加してもらったり、地元の温泉クーポンをあげたり、実際に山村と交流するきっかけになればと思います」

 確かに、ペレット利用が単なる排出量取引だけでなく、使う人と作る人の交流につながれば、本当の意味での新しい「森のビジネス」が生まれるように思います。ペレットを通して、都心に拠点を置く企業や人が山への関心を深めることにもつながります。


 一方、岩手県盛岡市のペレットストーブメーカー石村工業では、農家のビニールハウス向けに専用ペレットストーブを開発し、販売を始めました。青森県ではりんごのせん定枝からペレットを作る試みがスタートしています。

 これらの地域でも木質ペレットの「排出枠」ビジネスを有効活用すれば、農作物そのものにも付加価値をつけられる可能性があります。利用の仕方によっては、今後の木質ペレット利用は「森のビジネス」活性化の切り札の一つになるかもしれません。

■一周年記念総会

秋田木質ペレット普及促進協議会一周年記念総会

                      平成21年 9月 9日

時間:3:00~    

秋田ユーランドホテル八橋

議    事

1、会長あいさつ

  (・代理 石井事務局長・・・時節到来です、がんばりましょう!)

2、環境省の補助事業の成果

  (・本庄谷所長:環境省のエコ補助事業の経過報告)

3、最近のペレットストーブを取り巻く情勢

  ・これからの行政の補助金情報

  (・現在は無いようだが、必ずあると思うのでアンテナを高くして情報を探そう!)

  ・大手住宅メーカーの最近の動き

  (・住宅メーカが太陽光発電などと同じく抱き合わせで活用する動きが出てきた。積極     的にコンタクトをとろう) 

  ・県内のペレット供給状況について

  (・大館のメーカーと共存、一般家庭用のペレットは十分に供給できる) 

  ・住宅・木材技術センター主催シンポでの展示について(11/13)

  (・積極的に参加する)

  ・種苗交換会への参加について,森林関係がアゴラ広場で(10/30~11/5)

  (・積極的に参加する) 

4、秋の展示会について

  ・場所、期間などの確認

  (・協議会独自の展示会はやらない。上記 行政の展示会に積極的に参加する)


5、「間伐材の木質バイオ利用による地域活性化構想」について

  ・下記の構想について・・・(了解)

  















(全体構想を組織として取り組むことになりました)

(今年度に予定される、間伐材の運搬までの事業を、五城目町と森林組合が積極的に取り組んでいただくことになりました)



6、その他


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2009年9月6日日曜日

■未利用材の徹底利用(事例)

われわれが検討している方向とほぼ同様な事例がありました。


(貼り付け)

バイオマスタウン岡山県真庭市の挑戦

未利用材の徹底利用 こだわりが生むイノベーション



岡山県北部の真庭市は、山間部の恵まれた森林資源を生かした地域の活性化に取り組んでいる。目指すのは日本の木質バイオマス基地である。今回焦点を当てるのは、徹底した残材、未利用材の活用だ。実は製材所では大量の木くずが発生する。また、かつて山には間伐材や風倒木などの未利用材が放置されていた実態もあった。これらを有効に集収する仕組みづくりと、燃料や素材として使い切る工夫は、日本が環境問題や資源、エネルギー問題に向き合っていくうえで貴重なヒントを与えてくれる。

地域ぐるみの徹底活用

 岡山県真庭市の木材生産の内訳を見ると、その工場残材のボリュームが理解できる。原木の仕入れ量が年間20万m3に対して製材所からの出荷量が12万m3。その差の8万m3が木くずやかんなくずである。

 これら大量の残材を廃棄するのではなく活用しようという試みが始まっている。銘建工業(本社・真庭市)や牧野木材工業(本社・真庭市)などで進めている燃料としての活用だ。

 真庭市にはこれら製材所などから出る工場残材に加えて、樹木の伐採などで発生する林地残材や間伐材、台風による風倒木など、未利用木材も大量に存在している。2006年の統計では、真庭の山々に放置されているその量は約5万7000tに及ぶという。

 こうしたなか、工場残材を資源として生かすこれまでの工夫に加えて、山に眠る林地残材や間伐材などもバイオマス資源として活用しようという取り組みが、この春、新たにスタートした。それらを山から運び出すことで、利用できる資源は増え、同時に森は整っていく。バイオマス活用と同時に森林整備にとっても良い循環を生み出そうというわけだ。

 真庭市の木質バイオマス資源を1カ所に集めてストックする場として、3億3000万円を投じて作られたのが、1万551m2の敷地をもつバイオマス集積基地。今年3月に完成したばかりだが、すでに敷地内には、地元の市場で取り引きされたものや周辺の山から運び出されたものなど、倒木や林地残材、端材などがいくつもの山になっている。

 この事業の経営主体は2004年に設立された2つの地域会社「真庭バイオエネルギー」(本社・真庭市)と「真庭バイオマテリアル」(本社・真庭市)だ。基地の運営が事業として成り立つのはもう少し先になりそうだが、きちんと機能した暁には、ここが真庭市の「静脈物流(廃棄物やリサイクルに関わる物資の輸送)」の拠点になる。年間5610tのバイオマス利用によって、重油1615キロリットルを削減した実績(新エネルギー・産業技術総合開発機構の「真庭市木質バイオマス活用地域エネルギー循環システム化実験事業」における平成20年度実績)をもつ真庭バイオマスタウンの底力が、ここで試される。


未利用材の徹底利用 こだわりが生むイノベーション

林地残材が“宝の山”に変わる

 このバイオマス集積基地には、誰でも木材を持ち込むことができる。持ち込まれた材は、その場で計量して買い取られる。引き取り価格は1tあたり3000円。ヒノキやザツなど種類によってはやや高値が設定されている。引き取る木材は50cm以上のもの。これ以上小さいと、機械で切る際に不都合があるからだ。

 毎日のように、林地残材を積んだトラックが山仕事の帰りに立ち寄る。計量はトラックごと行われ、積荷を下した後に再計量し、持ち込まれた材の重さを計量差から算出する。放置されていた林地残材などがお金に換わり、山から運び出した労力が報われるという明快なシステムだ。軽トラック1杯の材の買い取り額は、だいたい2000~2500円だという。

木質バイオマスとして活用されるのを待つ“宝の山”
木質バイオマスとして活用されるのを待つ“宝の山”

 樹皮を粉砕する機械をもつ同施設だが、今のところ樹皮は粉砕せず堆肥として利用している。木材乾燥用ボイラーを何台も持っているような製材所は樹皮を自分のところで燃やせるが、そうでない小規模製材所は、処理にお金のかかる樹皮を常に持て余している。ここに持ってくれば、処理料が要らず、逆にお金を受け取ることができる。

 樹皮以外の端材や木くずは破砕して粒子にし、燃料になるペレット、燃料や紙の原料になるチップに加工している。ここに集まる木質バイオマスは、そのままでは流通ルートに乗らない。この集積基地で、集まった“原材料”をまず均一にし、単位ごとに扱える“素材”に加工する。そして新たな需要を探っている。

 需要側から見ると、大量の木質バイオマスのストックが、利用しやすい形で準備されていることになる。手間をかけずに木質バイオマス資源という宝の山を活用できる。供給側と手を組むことで、真庭地域が古くからの木材との付き合いで蓄積してきた「知識」という素材も併せて、新商品開発に役立てることが可能となる。バイオマス利用にとって需要と供給の双方に便利で有意義な仕組みが、山村に登場したというわけだ。

 基地と隣接する倉庫には、ペレット1m3(約600kg)入りの大袋が並ぶ。真庭でつくられたペレットは、ここから全国に販売されている。2008年度のペレット出荷実績は1万t、売り上げ額は約2億2700万円だった。


未利用材の徹底利用 こだわりが生むイノベーション

バイオマス活用のコンサルティング

 真庭のペレット販売の方針は明確だ。まず目指すのはバイオマス市場の活性化。だからこそ、出荷先地域のペレットを安さで負かして、自分たちだけ得をしようという発想はまったくない。むしろ販売先を選定し、運送手段の効率を考え、なるべく出荷先の地域に利益を落とせるよう工夫している。それぞれの地域のバイオマス業界を元気づけ、バイオマス商品をさらに普及させて山に十分な利益が還るようにする。それが最終目的なのだ。

 商品としては、業務用ペレットのほか、一般家庭用ペレットも扱っている。その用途は燃料に限らない。たとえば、家畜小屋の敷き藁(わら)の代わりにもなる。ペット用には、ペレットを少量で袋詰めしたものが商品化されている。今後、さらに流通商品を増やしていくために、模索と挑戦の日々が続いている。

 一方で、山村の資源を売る企業として、地域住民への貢献も忘れてはいない。家庭にいながら地元の産物に関われるような雇用を創出することもその一つ。たとえば、ペット用ペレットの袋詰めやヒノキのチップと炭を詰めて作るブーツキーパー用の布袋の作製作業は内職化して、バイオマス産業を町に浸透させ、活性化する工夫をしている。

 基地では、技術的に、より先端を目指した取り組みも始まっている。たとえば、木をペレットやチップよりもずっと細かく粉砕し、マテリアルとしての需要を探るのだ。超微粉砕した木質バイオマスに化学的・物理的な処理を加えると、リグノフェノールやセルロースなどの高分子材料を抽出できる。これらの有用成分を、バイオエタノールやバイオプラスチックの原料として活用する研究が進められている。

 石油製品の代替品として普及させることは国内のエネルギー問題の解決に、化石資源の使用を減らすことは地球温暖化の防止につながる。また、木質バイオマスの活用は日本の林業の復活、国土保全にも役立つ。カーボンニュートラルな素材の開発と普及は、一石二鳥以上の多大な成果をもたらすことが期待できるのだ。

 木を随所に活用する生活は工夫次第で可能だ。軽く丈夫で土に還る、夢のような車体を持つエコカーの製造さえ実現可能かもしれない。その夢の実現のために、基地の周辺にバイオ関連企業などを誘致し、この地に工業団地をつくる用意もあるという。未開発の技術に挑み、木を無駄なく最後の成分まで使い切るためには、産官学民からさまざまな協力を得て知恵を寄せ合う必要があるからだ。

 「企業には、国内にある資源を使いこなす気持ちで、木質に関する研究努力をもっともっとして欲しい」

 バイオマス集積基地をつくり、両手を広げて待っている山村からの熱いメッセージである。

記事出典:日経BP環境経営フォーラム





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2009年9月5日土曜日

■活動への補助を探しました

われわれの今後の活動のための補助についていろいろ探しています。
①まず第一に国、県、町の補助を期待し、ご指導をいただいております。
②同時に、国、県の補助のほかに、他の機関空の助成についても探しています。


②の助成が目に入りました

1、「地球環境基金」です。
(貼り付け)

地球環境基金とは

地球環境基金の基本的な仕組みは下図に示すとおりですが、国と民間の双方からの資金拠出に基づいて基金を設け、その運用益等を以って内外の民間団体(NGO・NPO)による環境保全活動への助成その他の支援を行うものです。

地球環境基金は、国の資金を投入し民間の浄財も求めるという制度の性格から、その適正な運用に国が責任を持つことが必要であることに加え、行政を簡素化し、制度を効率的に運用するため、環境保全に関する事業を専門的に行う特殊法人である環境事業団に置かれることとなりました。2004年4月からは独立行政法人制度に基づき発足した独立行政法人環境再生保全機構に事業が承継されました。地球環境基金による支援の内容は、直接的に民間団体の環境保全活動へ資金助成を行う助成事業と、間接的に民間団体のための基盤整備を行うための調査研究、情報提供、研修を行う振興事業の二本立てとなっています。

地球環境基金の仕組み


、NEDOの「バイオマス関連補助制度等ガイドブック2008」

いろいろな制度があります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



2009年9月2日水曜日

■間伐材利用の「夜明け前」

秋田木質ペレット利用促進協議会の活動の方向は、川上部門と、川中部門、川下部門の三があります。

■7月8月は川下部門の、環境省のエコ補助に応募するため大車輪の活動でした。
おかげさまで、薪ストーブに牽引されたこともありますが、10台の販売です、。薪ストーブと合わせると45台、40,000千円の大事業費となり、大成果をあげることができました。

この一週間の間で、川上部門が大きく動きそうな状況となりました
このブログを書いている時間は、朝5時過ぎ、太陽がまさに昇る寸前です。「夜明け前」より「日の出前」かもしれません、この状態と全く同じ状況になりました。
この一週間の動きの報告をいたします。


1、(8・27)遊学舎にある「秋田県温暖化防止活動推進センター」に北嶋副会長と行きまして、F事務局長、K事務局次長さんと、活動の方向づけとコラボについて話し合いました。
おかげさまで、これからの大きな展望を得ることができました。

2、(8・28)五城目町役場産業課の皆様と、自家所有の山林でお会いしました。
 所有の山林が林道にかかりますので(継続事業ですので計画は知っておりました)立会いをしてきました。
この際に、支障となる立木(小径木です)の処理は、「そうだペレット工場だ」と気づきました。これを契機に、
「われわれの本来の目的である、川上から川下までの循環を起こすことで、環境対策と産業振興合わせて雇用確保までの全体構想に向かってスタートができそうだ!!即行動だ!!」とヒラメキました。
さっそく、青木会長と電話連絡して、すぐに行動を起こすことに同意していただきました。


3、(8・31)五城目町森林組合のOさんに、青木会長。瀬戸口副事務局長と一緒に伺いました。Oさんとは、私も森林組合の会員ですから、これまでに間伐事業ののことで何度もお会いしております。
間伐事業から運搬の問題点や、これからの方向づけについて真剣に考えていただき、これから一緒に取り組むことを力強く言っていただきました。この際に、林野庁の補助事業のパンフレットをいただきました、われわれの構想とほぼ同じ事業モデルもありました。


4、(8・31)五城目町役場産業課森林係に、青木
会長と二人で、 I係長とKさんとお会いし、同上モデル事業で説明しました。
林業の町・五城目を中心として、間伐材の問題点を解消し、産業育成のモデル事業をやりませんかとお話ししました。町の方でも、最大の課題として取り組もうとしていたところでしたので、双方の利害は全く一致でした。そのため熱心に情熱が伝わってくるほどの話し合いができました。


■説明用の資料を別途作成しました。
















































5、(9・1)秋田県庁農林部秋田すぎ振興課のH班長さんに瀬戸口事務局長さんと伺いました。
説明資料により、全体構想と間伐材運搬補助について、お話合い。全体構想は理解、補助事業としては成立しそうでありました。


6、(9・1)生活環境文化部環境エネルギー推進課のS課長さん・M主査とお話合いの場をもっていただきました。説明資料で説明し、ほぼご理解は頂いたと考えております。
両課でお話合いをし、さらにわれわれの考えを聞いた上で今後の方向を定めましょうとのことになりました。

われわれの全体構想「間伐材による産業創生」は、県政全般に渡りますので、とりあえず、県が単独部でのタテラインの考えだけでなく、複数の部が連携してくれることは、大きな大きな一歩であります。
だから「夜明け前」となったと思う所以であります。
日本には今大きな「風」が吹いております、われわれペレット協議会にも「大きな風」が吹きそうです。

関係する皆様感謝申し上げます、これからです、どうぞよろしくお願いいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「念ずれば花開く」
思うだけでなく、念まで深めれば必ず実現します。

坂村真民さんの詩・書です

私の工房「手彫り 巡堂工房」の作品です。






■このことについても、9日の一周年会議の際に議題といたします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・