2009年5月29日金曜日

■木質チップが脚光!

5月28日NHKクローズアップ現代「新エネルギー・木くずで発電」より

1、木質チップが発電などのボイラー燃料として注目されている。
 ①木質チップが事業所用ボイラー(大型)の燃料としてペイできるようになった。
   ②大型のボイラーは既存のボイラーで混ぜて燃やすことができるようだ。
 ③原木が不足し、奪い合いになりつつある。
  

2、カーボンオフセット高知方式
 ①企業との直接取引のカーボンオフセット。
 ②先行事例としてビル経営者を紹介。
 
3、間伐材利用のコスト縮減(高知方式)
 ①町役場が事業主体として、山林所有者をまとめてエリアとして間伐計画策定。
 ②複数の山林所有者を、無料で間伐できることを条件とし、事業を納得してもらう。
 ③町役場はエリア全部の森林を、運搬可能な林道設置などのコスト縮減を図る。
 ④以上により集積・運搬コストを縮減少させる。
 
4、木質チップはボイラー(大口の需要者)をターゲットとする。
 
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以上より、事務局私見です。

1、いよいよ秋田県の出番です
 ①間伐材が脚光を浴びてきた。
 ②大企業がエコだけでなくコスト面からも、間伐材を求めだしている。
 ③日本一の秋田杉腑存量を誇る秋田県の出番です・・・主体的に。

2、木質チップとペレットのすみわけ
 ①ボイラー大口(工場、ビル、公共施設など)・・・チップ・・・既存ボイラー
 ②ボイラー小口(農業用ハウス、小型施設など)・・・ペレット・・・ペレット用ボイラー
 ③ストーブ(家庭用、事業所など)・・・・ペレット
   と、感じましたが、このすみわけは関係者で今後の議論しましょう。

3、潟上ウッドバイオマスセンセターの立場
 ①センターでは、チップもペレットも製造されています。
 ②ペレットはホワイトペレットのみの製造です。
 ③チップ製造が大型工場のボイラーに対応できるのかどうか。
 ③間伐材が入った場合、全部利用かホワイト利用かなど技術的な課題。
 ④時代が到来と大きな戦略が必要ですね。

4、高知方式で安定供給の道を切り開かれるのであれば、ペレット協議会として望んでいる方向になり始めております。チップとペレットのすみわけをはっきりさせて、木質ペレット製造すればよいことになります。

世の中が明るくなりますね。

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