5月28日NHKクローズアップ現代「新エネルギー・木くずで発電」より
1、木質チップが発電などのボイラー燃料として注目されている。
①木質チップが事業所用ボイラー(大型)の燃料としてペイできるようになった。
②大型のボイラーは既存のボイラーで混ぜて燃やすことができるようだ。
③原木が不足し、奪い合いになりつつある。
2、カーボンオフセット高知方式
①企業との直接取引のカーボンオフセット。
②先行事例としてビル経営者を紹介。
3、間伐材利用のコスト縮減(高知方式)
①町役場が事業主体として、山林所有者をまとめてエリアとして間伐計画策定。
②複数の山林所有者を、無料で間伐できることを条件とし、事業を納得してもらう。
③町役場はエリア全部の森林を、運搬可能な林道設置などのコスト縮減を図る。
④以上により集積・運搬コストを縮減少させる。
4、木質チップはボイラー(大口の需要者)をターゲットとする。
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以上より、事務局私見です。
1、いよいよ秋田県の出番です
①間伐材が脚光を浴びてきた。
②大企業がエコだけでなくコスト面からも、間伐材を求めだしている。
③日本一の秋田杉腑存量を誇る秋田県の出番です・・・主体的に。
2、木質チップとペレットのすみわけ
①ボイラー大口(工場、ビル、公共施設など)・・・チップ・・・既存ボイラー
②ボイラー小口(農業用ハウス、小型施設など)・・・ペレット・・・ペレット用ボイラー
③ストーブ(家庭用、事業所など)・・・・ペレット
と、感じましたが、このすみわけは関係者で今後の議論しましょう。
3、潟上ウッドバイオマスセンセターの立場
①センターでは、チップもペレットも製造されています。
②ペレットはホワイトペレットのみの製造です。
③チップ製造が大型工場のボイラーに対応できるのかどうか。
③間伐材が入った場合、全部利用かホワイト利用かなど技術的な課題。
④時代が到来と大きな戦略が必要ですね。
4、高知方式で安定供給の道を切り開かれるのであれば、ペレット協議会として望んでいる方向になり始めております。チップとペレットのすみわけをはっきりさせて、木質ペレット製造すればよいことになります。
世の中が明るくなりますね。
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